宇多田さんのですけども。
雑誌を読んだわけじゃないので、ニュースの記事だけしか知らないけど、なんか分かる気がするなぁ。
孤独な部分があってこその宇多田ヒカルだし、それがなかったら、ultra　blueのような名作も生まれなかっただろうし。
真の寂しがりやというのは、孤独を愛するものですよね。
“分かり合えやしないってことだけを分かり合うのさ”って歌ったフリッパーズじゃないけど。
自分は自分でしかないし、他人は他人でしかない。
人は裏切るものだし、絶対の愛・永遠の愛なんて、母親しかありえない。（私には）
正直、他人のこと全て理解しようなんて、おこがましいと思う。
相反するようですが、私も寂しがりや故に、一人が好きだから、
この先独りで生きていくなんて孤独には耐えられないし、かといって、他人と一生毎日一緒に暮らしていくなんて、これまた自信がないわ。
願わくは、近くに居て欲しい、でもほっといて欲しい。。。って、猫じゃんww
えっと、宇多田さんに話を戻すと、結局彼女は、今まで培ってきた彼女の世界を、誰にも踏み込ませたくないのでしょうね。
でも彼女の名前は、ヒカル。
そして名曲「光」では、こんなことを歌ってる。

どんな時だって　たった一人で　
運命忘れて　生きてきたのに
突然の光の中、目が覚める　真夜中に

もっと話そうよ　目前の明日のことも
TV消して私のことだけを　見ていてよ

切ないな。
本当はこうなりたいのに、やっぱりそれが出来ない自分が居て。
「救われようとしなかった」という宇多田さんにとって、
結局「孤独のようなもの」は、彼女のサンクチュアリなんでしょうね。
ああ、切ない。
これは、彼女を救ってあげたいと思ったキリヤ氏の気持ちもわかるな。。。

結局。
「人間はみな一人だから　闇をかき分け　共に歩く人　求め続ける　we’re all alone」

※本来は、we’re ＝　all alone（二人きり）という意味ですが、アンジェラさんは、we’re all　＝ alone（一人だ）と歌っています。