| メイン |
セットリスト
OP. システムリブート
01. 不自然なガール
02. Pick Me Up
03. 再生
MC
04. Future Pop
05. TOKYO GIRL
06. I still love U
07. マカロニ
転換
08. ポリゴンウェイヴ
09. 無限未来
10. GLITTER
P.T.A.のコーナー
11. FAKE IT
12. ポリリズム
13. Time Warp
14. Miracle Worker
MC
15. MY COLOR
16. 新曲ミラーボール(仮)
NHKライブエール生中継「無限未来」
行ってきました。2days初日。
第一希望の14日のチケットが当選し、なんとか無事に開催され、なんとか無事に行くことができました。
まさかまた2/26のような状況になるとも思ってなかったし、むしろコロナの状況としてはあの頃の比じゃないぐらいに最悪の状況で。
私自身もさすがにこの状況で行っていいものか直前まで迷いつつも、N95並のマスクを用意して、外での飲食は絶対にせず、密を避け、アルコール消毒を常にして、ライブ中もマスクを外さないと決めて、絶対にうつらないぞという決意の元行くことを決意。
結果、行ってよかった。。。本当に素晴らしいライブだった。
ので、久々に妄想レポ書いてみる。
中に入るまで席はわからなかったけど、席は3階25扉の前から2列目通路側。
ぴあアリーナのアリーナ部分には客を入れず全てステージとし、スタンドは2階〜4階までの3段式。
3階は中間に位置し、向きも真正面からわずかに右寄りという非常に見やすい席だった。
なんとなく武道館を少し広くしたような形で、同じくアリーナ全てをステージにした先日のベビメタを思い出したりしていた。
いろんな思いが込められていて、きっといろんな思いで選曲をして、演出を決めて、チャレンジをして、っていう、とにかくチームPerfumeのいろんなものが迫ってきて、とにかくあらゆる情報量が多いステージだった。感動した。
不自然なガールでダンサーが出てきた時はお!って思ったけど、割とすんなり受け入れている自分がいて、ああ、やっぱりみんなの開会式の無念を晴らす場でもあるんだなと感じた。人数的にはイレブンプレイの人達+αなのかな?恐らくみんな開会式に出る予定だった人達なんだろう。
それでも不自然なガールやタイムワープでは元々Perfume以外の人物が沢山登場してたわけだから、別に唐突でもないし、その自然な流れでこの演出に持っていけたのはすごいなと思った。もちろん、元々いつかはイレブンさんたちとステージをやりたいというプランも出てないわけないと思うけど、それをこのタイミングで、こんな形で。
不自然は本当にあのMVを再現していて、のっちがのっちなんだけど大人になっていて、それを今再現で見れたのはとてもよかった。新鮮。
不穏な感じの声が流れて、舞のような衣装とGISHIKIのような感じで始まって、3曲目の再生で泣いた。
心から良い曲。
「全身全霊で向かうわ」
MCではのっちのノンノンノン×が可愛かったり、裏で始まる前のみんなの拍手を聞いて、自分の中で何かが湧き上がってきて、やっとPerfumeののっちになれたみたいに言ってたのはここだったかなあ。
思えば中止になった東京ドーム2/26から1年半、やっとお客さん(ファンクラブ会員)の前でステージに立てたライブなのだからいろいろな思いがあったのでしょう。
あ〜ちゃんも「誰にも邪魔されない、私たちだけのフィールド」という表現をしていたけど、みんなもあの幻の開会式の無念はわかっているから、特別なライブになるなという緊張感と期待感があった。
それにしてもPerfumeファンがすごいのは、みんな笑い声すら出さないように完全に口を一文字にしていて、この人達はどんだけ真面目なのかと思った。ルールを破るような人もいないし、ここでクラスターを出してPerfumeに迷惑をかけるようなことは絶対にしないという、当事者意識がすごい。後の生中継収録後のMCでもあ〜ちゃんが言ってたけど、こりゃNHKの信頼も厚いわ。
Future Pop〜TOKYO GIRLの流れは、東京ということでやっぱりここら辺はオリンピック開会式を感じた。文春が期間限定で公開したあの幻の東京五輪開会式完全再現の資料は本当凄かったけど、あの雰囲気というか、そこでやろうとしていたことの一部もあったのかもしれない。わかんないけど。
そんでここできた「I still love U」のまーcoolなこと!ダンサーの配置や振り付け、動きもクールでかっこいいし、照明や床のLEDデザインとかめちゃめちゃカッコよくて、それを束ねている3人もカッコよくて、あれ?この曲ってラブい曲じゃなかったか?MVも足つぼだし。ってちょっとした衝撃だった。
ダンサーいてもまあいいねって感じじゃなくて、ダンサーがいることですんげえかっこいいパフォーマンスになってるの。ちょっとシュールさもあって。なんかあれ、yukiのjoyみたいな。
いやーこれはよかった。新たなPerfumeを見た。不自然なガールもだけど、なかなかセトリに入らないこれらをうまく見せられたのも、この状況のライブならではかなと。
そして次のマカロニもよかったですねえ。
まずマカロニの曲自体でおおおとなって、めちゃめちゃ良いものだったのだけど、翌日のライブビューイングで映像を見たら、3人の影が、フュージョンでやったあの映像のやつで、最後に踊っている3人の影をアップに映して、3人はその影を置き去りにして歩き出し、お茶目なポーズをして終わるっていう、ノスタルジックなような切ないような、キューンとした余韻を残して終わるっていう、なんとも素敵な演出であった。もはや芸術。
間に入るMIKIKO節全開のパフォーマンスは、イレブンプレイの公演を彷彿させるような、MIKIKO先生をはじめ、皆の置かれた今のこの苦しい状況を表現した、ある意味深く難解なもので、ここは改めて映像を見返したりして、解釈や想像をゆっくりとしてみたいところ。
そういう難しいことを抜きにしても、踊る黒のっちさんかっこよかった。
そんで今回一番よかったのが、「ポリゴンウェイヴ」のパフォーマンス。
これよかったわあ。見ていてめちゃめちゃ楽しかった。
でかい床のLEDとでかスクリーンを駆使して最大限の目の錯覚によるジャミロクワイ(笑)と、踊るPerfumeに合わせて動くポリゴン達の可愛らしさと、純粋な曲の良さと。
特にPerfumeが前後に動くあの場面、テレビでパフォーマンスを見ていた時から、真後ろを向いて後ろに移動するなんて面白いなと思ってたけど、その振り付けが最大限に生かされたあの動きよ!!これは見ていて最高に気持ちよくて興奮しました。ここ、翌日のLVで見たら、カメラの切り替わりにより、動く床の目の錯覚感がうまく伝わらなくて、ここだけは定点カメラで見せてくれと思った。
ちなみに動くポリゴン達は、すっかりライゾマさんの自動制御の箱だと思っていたら、中に人が入って動かしていたと。(笑)ここら辺もイレブンさん達との共同作業だったのですね。
そして曲もリミックスで、これは発売予定のEPに入る予定のミックスなのかしら?このリミックスもかっこよかった。
総じてよかったよ、ポリゴンウェイヴ。
無限未来からのGLITTER。
GLITTERの祈りがまたここでも。この曲を入れた意味を噛み締める。
サビの部分の歌詞がグッとくるのは言うまでもないとして、
「白い箱開けるといつもの棚にあるの」
当たり前の日常が当たり前じゃないこと、その尊さを氷結というCM縛りに絡めて表現した天才。
このコロナ禍でもまた新たな意味を持つ。
声が出せないPTAのコーナーも、なんかほんと見てるうちに声が聞こえてくるような感じした。
スイカ、浮き輪、阿波踊り の、男踊りを踊るあ〜ちゃんがマジで面白かったけど、あれも誰かオリンピックに絡めて解釈してる人いたな。
あと、頭のMCだったか?久しぶりにリハーサルをしてる時に、アクターズ時代、後ろに母さんが立って見て怒られてる光景を思い出したと。Perfumeは歌もダンスもうまくないけど、振りが揃ってるのと元気だけが取り柄という話のくだりで、あ〜ちゃんの母さん憑依芸がめちゃめちゃ面白かったので、アクターズ時代のなんて曲だったのかな、ひとしきり歌って踊ってくれたのも含めて全部映像にしてほしい。
しかし12月にアマゾンプライムで公開となると、まずそんなMC入れないだろうし、下手したらブルーレイ化すら怪しい。もうPTA特典DVDでもいいのでよろしくお願いします。
FAKE IT、これ、MVの撮影を約10年前のみなとみらいでやってるんですよね。今は無き横浜ブリッツで。
そして外場面も近くのみなとみらいの空き地で。時を経て。
その思い出深き収録を思い出したりして、そんなことも3人も思い出してたかなあなんて思い感慨深かった。
そしてポリリズム。何度も奇跡を起こし、何度もなんども新たな意味を持ってきたポリリズムだけど、またそんなことを感じた奇跡のポリリズム。歌ってくれてありがとう。
声が出せないからオイオイもないわけだけど、だからかわからないけどあ〜ちゃんの人差し指を上げる煽りも珍しくなかった。
そして思ったのは、ポリリズムってもしかしたら結構懐メロなんだなって、なんとなく会場の空気感で感じた。
ポリリズムといえば一番すごかったのが、P10の時のダンスコンテストからMステスペシャルに生中継したポリリズムが、尋常じゃない声だしと盛り上げで、あれが私が立ち会った中で史上最強のポリリズムだったと思うのだけど、今回また生中継に立ち会えるのが本当に嬉しかった。何度も夢を叶えてくれるPerfume。
そして今回セトリに入れてくれて一番嬉しかったのがなんと言ってもMiracle Worker。
ミラクルワーカーやってくれてありがとおおおお!!!!!!!
ああ、もう最高だ、と思った。
それまで私はずっと座って見てた。立つこともできたけど、2列目で前が立てないので視界良好だったことと、端の席だったのでリラックスして落ち着いて見れたので、マイペースにじっくり集中して見たかったので。
でもミラクルワーカーきた時だけは、本当立ち上がろうかと思った。立ってはしゃぎたかった。
結局座ったままはしゃいだけど。
2曲目でピックミーが来た時に、ピックミーはそんなに好きな曲じゃないのだけど久々に聞いたら新鮮で、ピックミーといえば次の曲はくりんくりんアホmix(そんなのない)だろと条件反射で思ってしまうぐらいにはコズミックアリーナツアー楽しかったので、ミラコー来た時にはもうテンションだだ上がりでした。
なんだよセトリ最高かよ。
私的にはPerfumeは切なめの曲よりも、割と近年のキラキラした可愛い曲の方が逆に泣けるというのがあって、再生とかはまさにそっちなんだけど、ミラコーも可愛いし3人の笑顔が泣けてきますね。
そういう意味ではエブリデイが入ってたらもう号泣でしたね。
考えてみると歌詞的にもむしろなんでエブリデイが入らなかったんだろうという気もするけど、絶対候補に上がらなかったわけないけど、そこらへんの役割は最後の新曲、ミラーボール(仮)に譲ったのかな?
次のマイカラーもあるし。
ミラーボールについては、自分たちはただの回る鏡で、君たちの光がなければ輝けないんだよっていう、MCでも言ってた、みんなのおかげでまたPerfumeに戻ることができたとか、皆のパワーで何かが湧き上がってきて3人共キラキラしてるとか、そういう思いを込めて届けてくれた曲だったけど、これを書いてるの中田さんですからね。また3人を泣かせようと天才が。ニクイね。
この曲を聴いて私は、奈美恵さんの「Do It For Love」のことを思い出していた。
「Your spot light 浴びるとnothing to hide ありのままで輝けるから」
これもファンがいるからこそ私はステージで輝けるんだよという曲だけど、これも紛れもない奈美恵さんの想いだと思うけど書いているのは奈美恵さんではないですからね。
Perfumeと中田さんにおいては、3人がどんなことを書いて欲しいとかの意見を聞くことなく、一切汲まずに中田さんが書き上げるわけだけど、奈美恵さんも基本的には大まかにしか伝えず、作家が安室奈美恵という人物を想像して、心情を想像して書き上げるわけだから、ある意味似てるんだよね。
歌う本人の心を代弁するように、本人の心をつかむように想像を巡らせて書くというのは、まあ要するに、両者、非常に作家に愛されてるアーティストだなと。(強引)
オープニングでコンピューターから出てきたPerfumeは、再びコンピューターの中に帰って行き、次のステージでお会いしましょうと。
完璧なステージでした。
番外編として、終了後20〜30分ぐらい時間を挟んで、NHKライブエールからの生中継。
静かに座りながら放送中の番組を見ている様は、完全にカウントダウンライブで横浜アリーナから紅白を待っている時のようでしたね。でも思い出すのは、ダンスコンテストで武道館からMステ待ちで、直太郎のさくらを聞いている時かな。まあとにかく生中継を繋ぐのは本当ワクワクするので楽しくて、改めてプロってすごいなと思わされる。
今回はパプリカとか細川たかしとかを見ながら、V6になったら音声だけに切り替わり、3人がV6の歌を歌ったり思い出話とかをしながら気付いたら中継始まってて、最後にあ〜ちゃんがトークして、終了して、ちょっとMCして。Perfumeファンがみんなルールを守ってくれるという信頼のもと、NHKの中継が実現したと。誇らしいですなあ。ずっとファンでいてよかった。
関係ないけど、ウッチャンからの生中継を繋ぐ声を聞いて、これ実質紅白の奈美恵じゃん。。。って思って興奮しました。
そして、去り際に、あ〜ちゃんが一人でPerfumeでしたーって言いながら手を振ってはけて、初めて「Perfumeでした」がなかったなと気づく。
翌日15日は、川崎のチネチッタでライブビューイングを見ました。
ライブビューイングとはいえリアルタイムでライブを見られるというのも贅沢だし、
2回目でもまた泣いたし、LVだからこそ良く見えた部分もあったし、まだまだわからない部分も多々あるので、早くアマプラで見たい。
しかしその前にリフレイムあるから忘れちゃいそう。(笑)
とにかく、また新たなPerfumeの可能性と、MIKIKO先生やダンサー、関わった全てのスタッフの想いが詰まった、清らかなフィールドでの素晴らしいライブでした。
SEE YOU AT THE NEXT STAGE.
OP. システムリブート
01. 不自然なガール
02. Pick Me Up
03. 再生
MC
04. Future Pop
05. TOKYO GIRL
06. I still love U
07. マカロニ
転換
08. ポリゴンウェイヴ
09. 無限未来
10. GLITTER
P.T.A.のコーナー
11. FAKE IT
12. ポリリズム
13. Time Warp
14. Miracle Worker
MC
15. MY COLOR
16. 新曲ミラーボール(仮)
NHKライブエール生中継「無限未来」
行ってきました。2days初日。
第一希望の14日のチケットが当選し、なんとか無事に開催され、なんとか無事に行くことができました。
まさかまた2/26のような状況になるとも思ってなかったし、むしろコロナの状況としてはあの頃の比じゃないぐらいに最悪の状況で。
私自身もさすがにこの状況で行っていいものか直前まで迷いつつも、N95並のマスクを用意して、外での飲食は絶対にせず、密を避け、アルコール消毒を常にして、ライブ中もマスクを外さないと決めて、絶対にうつらないぞという決意の元行くことを決意。
結果、行ってよかった。。。本当に素晴らしいライブだった。
ので、久々に妄想レポ書いてみる。
中に入るまで席はわからなかったけど、席は3階25扉の前から2列目通路側。
ぴあアリーナのアリーナ部分には客を入れず全てステージとし、スタンドは2階〜4階までの3段式。
3階は中間に位置し、向きも真正面からわずかに右寄りという非常に見やすい席だった。
なんとなく武道館を少し広くしたような形で、同じくアリーナ全てをステージにした先日のベビメタを思い出したりしていた。
いろんな思いが込められていて、きっといろんな思いで選曲をして、演出を決めて、チャレンジをして、っていう、とにかくチームPerfumeのいろんなものが迫ってきて、とにかくあらゆる情報量が多いステージだった。感動した。
不自然なガールでダンサーが出てきた時はお!って思ったけど、割とすんなり受け入れている自分がいて、ああ、やっぱりみんなの開会式の無念を晴らす場でもあるんだなと感じた。人数的にはイレブンプレイの人達+αなのかな?恐らくみんな開会式に出る予定だった人達なんだろう。
それでも不自然なガールやタイムワープでは元々Perfume以外の人物が沢山登場してたわけだから、別に唐突でもないし、その自然な流れでこの演出に持っていけたのはすごいなと思った。もちろん、元々いつかはイレブンさんたちとステージをやりたいというプランも出てないわけないと思うけど、それをこのタイミングで、こんな形で。
不自然は本当にあのMVを再現していて、のっちがのっちなんだけど大人になっていて、それを今再現で見れたのはとてもよかった。新鮮。
不穏な感じの声が流れて、舞のような衣装とGISHIKIのような感じで始まって、3曲目の再生で泣いた。
心から良い曲。
「全身全霊で向かうわ」
MCではのっちのノンノンノン×が可愛かったり、裏で始まる前のみんなの拍手を聞いて、自分の中で何かが湧き上がってきて、やっとPerfumeののっちになれたみたいに言ってたのはここだったかなあ。
思えば中止になった東京ドーム2/26から1年半、やっとお客さん(ファンクラブ会員)の前でステージに立てたライブなのだからいろいろな思いがあったのでしょう。
あ〜ちゃんも「誰にも邪魔されない、私たちだけのフィールド」という表現をしていたけど、みんなもあの幻の開会式の無念はわかっているから、特別なライブになるなという緊張感と期待感があった。
それにしてもPerfumeファンがすごいのは、みんな笑い声すら出さないように完全に口を一文字にしていて、この人達はどんだけ真面目なのかと思った。ルールを破るような人もいないし、ここでクラスターを出してPerfumeに迷惑をかけるようなことは絶対にしないという、当事者意識がすごい。後の生中継収録後のMCでもあ〜ちゃんが言ってたけど、こりゃNHKの信頼も厚いわ。
Future Pop〜TOKYO GIRLの流れは、東京ということでやっぱりここら辺はオリンピック開会式を感じた。文春が期間限定で公開したあの幻の東京五輪開会式完全再現の資料は本当凄かったけど、あの雰囲気というか、そこでやろうとしていたことの一部もあったのかもしれない。わかんないけど。
そんでここできた「I still love U」のまーcoolなこと!ダンサーの配置や振り付け、動きもクールでかっこいいし、照明や床のLEDデザインとかめちゃめちゃカッコよくて、それを束ねている3人もカッコよくて、あれ?この曲ってラブい曲じゃなかったか?MVも足つぼだし。ってちょっとした衝撃だった。
ダンサーいてもまあいいねって感じじゃなくて、ダンサーがいることですんげえかっこいいパフォーマンスになってるの。ちょっとシュールさもあって。なんかあれ、yukiのjoyみたいな。
いやーこれはよかった。新たなPerfumeを見た。不自然なガールもだけど、なかなかセトリに入らないこれらをうまく見せられたのも、この状況のライブならではかなと。
そして次のマカロニもよかったですねえ。
まずマカロニの曲自体でおおおとなって、めちゃめちゃ良いものだったのだけど、翌日のライブビューイングで映像を見たら、3人の影が、フュージョンでやったあの映像のやつで、最後に踊っている3人の影をアップに映して、3人はその影を置き去りにして歩き出し、お茶目なポーズをして終わるっていう、ノスタルジックなような切ないような、キューンとした余韻を残して終わるっていう、なんとも素敵な演出であった。もはや芸術。
間に入るMIKIKO節全開のパフォーマンスは、イレブンプレイの公演を彷彿させるような、MIKIKO先生をはじめ、皆の置かれた今のこの苦しい状況を表現した、ある意味深く難解なもので、ここは改めて映像を見返したりして、解釈や想像をゆっくりとしてみたいところ。
そういう難しいことを抜きにしても、踊る黒のっちさんかっこよかった。
そんで今回一番よかったのが、「ポリゴンウェイヴ」のパフォーマンス。
これよかったわあ。見ていてめちゃめちゃ楽しかった。
でかい床のLEDとでかスクリーンを駆使して最大限の目の錯覚によるジャミロクワイ(笑)と、踊るPerfumeに合わせて動くポリゴン達の可愛らしさと、純粋な曲の良さと。
特にPerfumeが前後に動くあの場面、テレビでパフォーマンスを見ていた時から、真後ろを向いて後ろに移動するなんて面白いなと思ってたけど、その振り付けが最大限に生かされたあの動きよ!!これは見ていて最高に気持ちよくて興奮しました。ここ、翌日のLVで見たら、カメラの切り替わりにより、動く床の目の錯覚感がうまく伝わらなくて、ここだけは定点カメラで見せてくれと思った。
ちなみに動くポリゴン達は、すっかりライゾマさんの自動制御の箱だと思っていたら、中に人が入って動かしていたと。(笑)ここら辺もイレブンさん達との共同作業だったのですね。
そして曲もリミックスで、これは発売予定のEPに入る予定のミックスなのかしら?このリミックスもかっこよかった。
総じてよかったよ、ポリゴンウェイヴ。
無限未来からのGLITTER。
GLITTERの祈りがまたここでも。この曲を入れた意味を噛み締める。
サビの部分の歌詞がグッとくるのは言うまでもないとして、
「白い箱開けるといつもの棚にあるの」
当たり前の日常が当たり前じゃないこと、その尊さを氷結というCM縛りに絡めて表現した天才。
このコロナ禍でもまた新たな意味を持つ。
声が出せないPTAのコーナーも、なんかほんと見てるうちに声が聞こえてくるような感じした。
スイカ、浮き輪、阿波踊り の、男踊りを踊るあ〜ちゃんがマジで面白かったけど、あれも誰かオリンピックに絡めて解釈してる人いたな。
あと、頭のMCだったか?久しぶりにリハーサルをしてる時に、アクターズ時代、後ろに母さんが立って見て怒られてる光景を思い出したと。Perfumeは歌もダンスもうまくないけど、振りが揃ってるのと元気だけが取り柄という話のくだりで、あ〜ちゃんの母さん憑依芸がめちゃめちゃ面白かったので、アクターズ時代のなんて曲だったのかな、ひとしきり歌って踊ってくれたのも含めて全部映像にしてほしい。
しかし12月にアマゾンプライムで公開となると、まずそんなMC入れないだろうし、下手したらブルーレイ化すら怪しい。もうPTA特典DVDでもいいのでよろしくお願いします。
FAKE IT、これ、MVの撮影を約10年前のみなとみらいでやってるんですよね。今は無き横浜ブリッツで。
そして外場面も近くのみなとみらいの空き地で。時を経て。
その思い出深き収録を思い出したりして、そんなことも3人も思い出してたかなあなんて思い感慨深かった。
そしてポリリズム。何度も奇跡を起こし、何度もなんども新たな意味を持ってきたポリリズムだけど、またそんなことを感じた奇跡のポリリズム。歌ってくれてありがとう。
声が出せないからオイオイもないわけだけど、だからかわからないけどあ〜ちゃんの人差し指を上げる煽りも珍しくなかった。
そして思ったのは、ポリリズムってもしかしたら結構懐メロなんだなって、なんとなく会場の空気感で感じた。
ポリリズムといえば一番すごかったのが、P10の時のダンスコンテストからMステスペシャルに生中継したポリリズムが、尋常じゃない声だしと盛り上げで、あれが私が立ち会った中で史上最強のポリリズムだったと思うのだけど、今回また生中継に立ち会えるのが本当に嬉しかった。何度も夢を叶えてくれるPerfume。
そして今回セトリに入れてくれて一番嬉しかったのがなんと言ってもMiracle Worker。
ミラクルワーカーやってくれてありがとおおおお!!!!!!!
ああ、もう最高だ、と思った。
それまで私はずっと座って見てた。立つこともできたけど、2列目で前が立てないので視界良好だったことと、端の席だったのでリラックスして落ち着いて見れたので、マイペースにじっくり集中して見たかったので。
でもミラクルワーカーきた時だけは、本当立ち上がろうかと思った。立ってはしゃぎたかった。
結局座ったままはしゃいだけど。
2曲目でピックミーが来た時に、ピックミーはそんなに好きな曲じゃないのだけど久々に聞いたら新鮮で、ピックミーといえば次の曲はくりんくりんアホmix(そんなのない)だろと条件反射で思ってしまうぐらいにはコズミックアリーナツアー楽しかったので、ミラコー来た時にはもうテンションだだ上がりでした。
なんだよセトリ最高かよ。
私的にはPerfumeは切なめの曲よりも、割と近年のキラキラした可愛い曲の方が逆に泣けるというのがあって、再生とかはまさにそっちなんだけど、ミラコーも可愛いし3人の笑顔が泣けてきますね。
そういう意味ではエブリデイが入ってたらもう号泣でしたね。
考えてみると歌詞的にもむしろなんでエブリデイが入らなかったんだろうという気もするけど、絶対候補に上がらなかったわけないけど、そこらへんの役割は最後の新曲、ミラーボール(仮)に譲ったのかな?
次のマイカラーもあるし。
ミラーボールについては、自分たちはただの回る鏡で、君たちの光がなければ輝けないんだよっていう、MCでも言ってた、みんなのおかげでまたPerfumeに戻ることができたとか、皆のパワーで何かが湧き上がってきて3人共キラキラしてるとか、そういう思いを込めて届けてくれた曲だったけど、これを書いてるの中田さんですからね。また3人を泣かせようと天才が。ニクイね。
この曲を聴いて私は、奈美恵さんの「Do It For Love」のことを思い出していた。
「Your spot light 浴びるとnothing to hide ありのままで輝けるから」
これもファンがいるからこそ私はステージで輝けるんだよという曲だけど、これも紛れもない奈美恵さんの想いだと思うけど書いているのは奈美恵さんではないですからね。
Perfumeと中田さんにおいては、3人がどんなことを書いて欲しいとかの意見を聞くことなく、一切汲まずに中田さんが書き上げるわけだけど、奈美恵さんも基本的には大まかにしか伝えず、作家が安室奈美恵という人物を想像して、心情を想像して書き上げるわけだから、ある意味似てるんだよね。
歌う本人の心を代弁するように、本人の心をつかむように想像を巡らせて書くというのは、まあ要するに、両者、非常に作家に愛されてるアーティストだなと。(強引)
オープニングでコンピューターから出てきたPerfumeは、再びコンピューターの中に帰って行き、次のステージでお会いしましょうと。
完璧なステージでした。
番外編として、終了後20〜30分ぐらい時間を挟んで、NHKライブエールからの生中継。
静かに座りながら放送中の番組を見ている様は、完全にカウントダウンライブで横浜アリーナから紅白を待っている時のようでしたね。でも思い出すのは、ダンスコンテストで武道館からMステ待ちで、直太郎のさくらを聞いている時かな。まあとにかく生中継を繋ぐのは本当ワクワクするので楽しくて、改めてプロってすごいなと思わされる。
今回はパプリカとか細川たかしとかを見ながら、V6になったら音声だけに切り替わり、3人がV6の歌を歌ったり思い出話とかをしながら気付いたら中継始まってて、最後にあ〜ちゃんがトークして、終了して、ちょっとMCして。Perfumeファンがみんなルールを守ってくれるという信頼のもと、NHKの中継が実現したと。誇らしいですなあ。ずっとファンでいてよかった。
関係ないけど、ウッチャンからの生中継を繋ぐ声を聞いて、これ実質紅白の奈美恵じゃん。。。って思って興奮しました。
そして、去り際に、あ〜ちゃんが一人でPerfumeでしたーって言いながら手を振ってはけて、初めて「Perfumeでした」がなかったなと気づく。
翌日15日は、川崎のチネチッタでライブビューイングを見ました。
ライブビューイングとはいえリアルタイムでライブを見られるというのも贅沢だし、
2回目でもまた泣いたし、LVだからこそ良く見えた部分もあったし、まだまだわからない部分も多々あるので、早くアマプラで見たい。
しかしその前にリフレイムあるから忘れちゃいそう。(笑)
とにかく、また新たなPerfumeの可能性と、MIKIKO先生やダンサー、関わった全てのスタッフの想いが詰まった、清らかなフィールドでの素晴らしいライブでした。
SEE YOU AT THE NEXT STAGE.
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