全面的にネタバレしますのでご注意ください。

セットリスト

1.Start-up
2.Future Pop
3.エレクトロ・ワールド
4.If you wanna
5.超来輪
6.FUSION
7.Tiny Baby
8.Let Me Know

MCチーム分け 11日:ばん そう こう
12日:さん じゅう さい

9.宝石の雨
10.Butterfly
11.スパイス
12.TOKYO GIRL
13.575
14.Everyday

PTAのコーナー

15.FAKE IT
16.FLASH
17.Party Maker
18.天空

MC

19.無限未来


11日(私のPTAチケ)も12日(友達のPTAチケ)も宇多田さんの時と同じ下手側アリーナ前方。横アリあるあるとして、アリーナかと思ったらスタンドだった(横アリのアリーナはセンター)というのがあるけど、スタンドと言うよりもまさにアリーナというべき地続きの座席は、センターの臨場感のまま僅かに高さがあって視界良好という、非常に見やすい良席。全体の把握もできる。

なんとなく今までの形を変えてきているらしいという情報以外は一切ネタバレないまま見たけど、すごく良かった。
そしてそんなに変えてる意識は私にはなかったな。
Perfumeさん曰く、MCのないまま8曲を突き進むのは結構なチャレンジだったということだけど、私的には、あれ?そうだった?という感じ。
NHKでやったReframeの再現をしたかったと。あのあたりは何ぶん奈美恵氏引退に忙しくてあんまり熱心に見てなかったので、もうPerfumeについてあれこれ語る資格ないし、頓珍漢なこと書いちゃいそうだよなって思うのだけど、まあ1ファンとして個人のブログで書くぐらいいいでしょ。
私の今のモードなのか、歳なのか飽きなのか、もう安易に頼るマンネリあげ曲みたいなのはだいぶお腹いっぱいなのだけど、3曲目に持ってきたエレワも世界観がFuture Popの世界観からつながる街とか近未来とかが見事に融合して、今までのような単なるアゲ曲としての機能から完全に違うアプローチで機能しているエレクトロワールドが実に驚きであり新鮮だった。
正直、こうなるのか!こう生まれ変わることができるのか!って驚いたし、まるでこの時を待っていたかのような新たな出会いに感動すらしました。
そして、そんな風な、今こそ、今だからこそ、みたいな感動を感じた曲が他にもあって、それが、Butterflyとスパイス。
Butterflyといえば、まだPerfumeのファンとも言えない頃に買ったGAMEで好きな曲でありながら、ライブでお着替え曲だったという私的不遇曲なのだけど、これを今10年経ってダンス曲として再び蘇らせてくれるなんて誰が思いますか。
しかも今の30のPerfumeが歌うことで、歌詞もまた違った意味を含んでくるという変化を遂げています。まさに蝶としてはばたくような。
そしてもう一曲、そのあまりの美しさと神聖さに、ただただ涙が溢れてしまったスパイス。
これも元々とても美しい曲であり、当時からすごく神秘的というか、独特の魅力と不思議な力みたいなものを感じる名曲だったのだけど、もう今のPerfumeのパフォーマンスは、その更に上の上、究極の高みに達したと言わざるを得ないものだった。静寂を感じるシンプルなステージの中央で、白いスポットライトの中に立つ3人の姿がただただ美しく、あのダンスを踊り始めただけでもう鳥肌と涙が。
と、尊い。。。
これも、まるで今この時を待っていたかのような更なる生まれ変わりだった。
で、これらこそがまさにReframe、再構築なんだなと。
まあReframe公演をやったのは今年の3月なので、超今更だし、多分散々語りつくされてると思うけど、それらについて何の情報も入れていない私にも十分伝わったし、感動的なものだったよと。
Future Popという世界観をどこまで見越して、一体いつから中田さんが考えていたのかわからないけど、周りのライゾマさんやMIKIKO先生も含めて、やっぱりチームPerfumeは相当な奇跡だと思う。
一体いつから。。。どうして。。。どこまでが意図的なの。。
まさにSF的なものを感じますね。
近未来テクノポップユニットという当初のアイドルコンセプトをここまで回収できるアイドルって奇跡でしかない。
そしてもちろんアルバムのツアーであり、そこに散りばめられるFuture popの曲たちも、まあ揃いも揃って泣けてくる名曲ばかり。美しい。。。
いふゆーわな、れっとみーのう、宝石の雨、エブリデイ、、、まあ美しいこと。
そして、そんな中のあまりに可愛いタイニーベイビー。
ここで、3人それぞれのアップが3分割で巨大スクリーンに大写しになるわけですが、その真ん中に位置するのっちさんのあまりに無垢で子供のように純粋な笑顔を見たら、涙が。
可愛くて泣くって、表現としてあるかもしれないけど、本当に可愛くて泣きました。
FUSIONの後というのも大きいかもしれない。
最後のフェイキからの三曲はまあ暴れたい人へのサービス曲なので特になし。
(フェイキのMV撮影は横浜だったよなという感慨)
これでも大暴れしたい人にとっては少々不完全燃焼のツアーなのかもしれないけど、私にはすごくしっくりきたし、むしろそのコーナー別にいらないぐらいだし、とても良いライブだった。
PTAは長すぎね。笑
歯磨きも太陽のコマチエンジェルもいいけどさ、東京ガールの振り付け指導コーナー、あれ長すぎ。笑
楽しいけど長いわ。疲れるわ。

あ、あとMCもいろいろいいこと言ってたりネタあったりしたけどだいぶ忘れた。
のっちさんが品川から新幹線に乗ることとあ〜ちゃんは東京から乗ることとか、かしゆかが、東京公演はいつもお客さんとのぶつかり合いみたいな感じになるけど、横浜アリーナの雰囲気はあったかいと言ってくれたこととか、のっちがお客さん優しいね、ファンはアーティストに似てくるからねって言ったこととか、あと、かしゆかが9年前(直角二等辺三角形ツアー)の横アリに来た人!って聞いてくれたこととか。
そんなとこでしょうか。

私も直角ツアー以来の横アリということで、⊿Tシャツを着て行きましたよ。でも、あの時の横アリのイメージと、今回と、同じ会場なはずなのに、なぜか印象が違った。やっぱり今回の方が圧倒的に狭く感じたし、温かみがあった。
なんででしょうね。宇多田さんの時も思ったけど。

そんなわけであと2回堪能して、そしてワクワクのカウントダウン。
最初で最後だろうな。
思い出深いものになるといいと思います。

あの頃と熱量は違うけど、これからも最後までPerfumeを応援し続けます。

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