ELEVENPLAY「border」@スパイラルホール
ELEVENPLAY「border」@スパイラルホール
ELEVENPLAY「border」@スパイラルホール
http://www.rzm-research.com/border/

「border」 は、インスタレーション空間内で、ダンサーと観客が参加して成立する、斬新な形式で成立するダンス公演です。観客は、動きをプログラムで完全制御されたパーソナルモビリティに各自が座って体験します。(*WHILLは同時に10台準備されており、1ステージを10人ずつ体験します。WHILLに座れない観客はエリアの外側からステージを鑑賞することが可能です。)観客はまず、ヘッドセット型のバーチャルリアリティのディスプレイを装着し、パーソナルモビリティ「WHILL」*に乗り込みます。このWHILLは無線で制御されており、観客自身はさわって動かすことができず、10台のWHILLは自動生成によるコンピュータープログラムによって、ステージ上を個別の速さや動きでバラバラに移動します。
ダンスが始まると、観客の装着したディスプレイの視界には、高精度のデータ空間で描写されたバーチャルのステージ空間が広がり、装着したカメラ映像による実写風景が、データ空間に重ね合わされるAR(オーグメンテッドリアリティ:拡張現実)によって、各自が動き回りながらそれぞれの視点からステージを鑑賞することになります。ステージ上ではELEVENPLAYの複数のダンサーがWHILLと空間を共有しながらダンスを展開します。ARの中で、リアルタイムのダンサーの存在とバーチャルなデータ上のダンサーの動きがシームレスにトランジションする様子が目の前に繰り広げられていき、WHILLに乗った観客は、リアルとバーチャルの区別がつかなくなる迷宮的な空間表現と身体表現の世界に酔いしれることになるでしょう。時折、ダンサーが観客に接触する仕草をおこなうことで、観客はリアルな身体存在に引き戻されることになります。このインスタレーション空間は、ステージの外から自由に歩きまわって鑑賞することができる形でも公開されます。


体験鑑賞をしてきた。
イレブンプレイの公演の中に、自分も演者の一人として入り込むなんてそんな貴重な体験ができるとは夢にも思わなかった。というか、すごくないかこの企画?!
画期的だし、この規模でこんな価格でこんな体験ができるなんてお得以外の何でもないし、お客さんを全面的に信用してくれてるってことだよね。ありがたやありがたや。
WHILLに乗ってVRディスプレイを装着する準備のところから徐々に、ナチュラルに公演が始まっていくところもさすが。その時点ではまだ平気だったんだけど、ヘッドフォンを付けられたら一気にその世界に入り込んで、ちょっと怖くなって、わあと声を出してしまった。モノクロのすごい世界。
約10分に渡る体験は、車椅子WHILLに動かされてイレブンプレイのメンバーと共に踊り、目の前にはバーチャルな世界と時折見えるメンバーの姿の現実とが入り乱れている。メンバーから突然肩を叩かれたり、足を触られたりして現実に引き戻されるのだけど、ドキドキするわ〜。
映像と音楽の刺激に訳のわからぬ感動がこみ上げて、始まった瞬間から涙が止まらない止まらないw
これ、ヘッドフォンびしょびしょなのですが、次の人に申し訳ないという思いでいっぱいだったw本当すみません、そこまで想定してないですよね、、、^ ^;

体験後はそのまま鑑賞シートに移動して、今度は外からの鑑賞。
Perfume展でのVR体験で、後ろを振り返ったりとにかく360℃動くが勝ちの体験をした後だからか、結構キョロキョロしている人がいたのだけど、あくまで演者の一人なのだから、微動だにしないぐらいの方が見ていて美しい。というか世界観を壊さない。

終わった後、預けていた荷物を取りにクロークに行ったら、MIKIKO先生が普通に私たちと同じところから出てきて立ち話していた。先生も今の回を見ていたのかな??
borderの黒のエコバッグを持って、赤いリップがとっても可愛いてんてーでした。
ちょうど先生に向かい合う形で立っていたのだけど、近すぎて見るに見れなかった。w
先生、意外と小さくて可愛い。

まあそんな感じでかなり貴重な体験ができて、しかもそれほど混んでないっていう、もっと殺到しても良さそうなもんなのに、みんな意外と来ないんだね〜って感じで、これからもこういうものがこのぐらいの規模で見れたらいいなあという気持ち。
イレブンプレイを見るのは数年ぶりの2回目だったので、毎回とは言わないけど、またしばらくしたら見に行きたいです。おわり。



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