あるばむ、よん。
あるばむ、よん。
あるばむ、よん。
毎日毎日美奈代美奈代おニャン子美奈代を繰り返し聴いてたら、私が飽きてきました。w
最も熱弁を奮いたいアルバムを前にして、だんだん辛くなってきましたが、でもやるんだよ。

4thアルバム「My Boy ~a summer place~」(1988.8.19発売)
(鈴木慶一、渚十吾プロデュース)

01.My Boy
02.北北西の風
03.ちょっとFallin’ Love(New Mix Long Version)
04.靴をはいたサマー
05.ロリータRose http://www.youtube.com/watch?v=M1owDmnAvaE
06.ガラスの一秒
07.One Boy
08.きっと、きっと
09.ほめてよHold Me Tight(New Mix Version)http://www.youtube.com/watch?v=KDqd969_hXY
10.さよならは笑顔で


結論から言ってしまうと、この次のアルバムこそが円熟期というか、最高傑作だと思うのですが、こちらのアルバムも私は捨てがたいです。
夏にふさわしく、可愛らしくて、とっても爽やかな名盤です。
シングルの「ちょっとFall’in Love」がロングバージョンになって収録されているのですが、これが素晴らしい!!!
まず長くなったイントロの導入部が胸をきゅーんとさせ、もうこれが聴こえてくるだけでかなりときめくのですが、続いてシングルのイントロに入ると、もう一気にテンション急上昇!!!
もーーーーーだいすき~~~~~最高~~~~~~!!!
ああ、いつ聴いても素晴らしい名曲。
さらに、このほとんどサビのような曲に、2番が追加されていて。

  海の深さ知るよりも あなたのこと知りたいの
  誰にもしたことないくらい ぎゅっと抱いてよ
  過去のすべては 今に続いていたのね
 
これがまたいーのよね。たまらんのよ。
でですね、「海の深さ」と歌う時に、リップノイズというんでしょうか?ぴちゃっというか、くちゃっという音が微妙にするんですけど、これって普通は取り直したりするんじゃないのかなあと思うのですが。
そこをあえて採用しているところを見ると、萌えポイントだと判断してるんじゃないんですか?(笑)どうなの~黒田さーん!(誰だよ)

…えー、気を取り直して。
一曲目の「My Boy」は、凄くしっとりとしたムードのある曲で、私は大好きなのですが、最後に、またこれがリプライズとしてフェードインしてくるんです。そしてそのまま、アカペラの「さよならは笑顔で」へ。
これがもうニクイ。
「楽しかった恋の終わり さよならはつらい でもね」
って、ほんとうに寂しいような、せつないような、でも楽しかったよっていう気持ちにさせてくれるのよね。

この二曲によって、可愛らしい恋のコンセプトアルバムのようになっています。
プロデューサーの渚十吾こと、黒田日出良氏は、美奈代さんと当時とっても馬が合ったらしく、お互い面白いことばっか言い合って楽しいとおっしゃってましたが、そんな風に彼女の事を十分に分かっていた彼だからこそ、彼女の魅力をこんな風に引き出すことが出来たんだと思います。
そして、彼曰く、「18歳だけど、実年齢より少し幼い感じにしている。その方が今は合っている」
ということで、まさにその勘は正しかったと思います。
設定に間違いなし。
ああ、ありがとう。

で、可愛らしい2や4、大人になりたいけどちょっと戸惑って天邪鬼になってしまう5、恋の切なさの6・8、元気な彼女らしい7・9など、微妙な年齢の恋心が爽やかに歌われていて、曲による彼女の歌い方も、世界観をすごく丁寧に表現しようと頑張っている感じがして、好感が持てます。

余談ですが、中のブックレットの写真も凄く可愛くてね。
当時中1の私はその写真から物凄い妄想力を掻き立てられ、物語を一つ書き上げました。頭の中で。w
絵が書けたら少女漫画にしたいぐらいだけど、今考えてみると、設定が生徒諸君のナッキーの病弱な姉のまんまパクリだ。w
(分かる人だけ分かってください)

そんな感じで、ブックオフででももし見かけた際には、買ってみてもいいかと思います。

つづく。

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