BEST FICTION TOUR 2008-2009＠幕張メッセイベントホール

安室さんの2008-2009のツアーがついに始まりまして、
初日の幕張に行ってきました！
以下ネタバレしますので、これからライブを楽しみにしている人はご注意ください。

とりあえずセトリ。

1.Do Me More
2.Violet Sauce
3.ALARM
4.SO CRAZY
5.NEW LOOK
6.Hello
7.GIRL TALK
8.shine more
9.FULL MOON
10.Lovotomy
11.Put ’Em Up
12.It’s all about you
13.Wishing On The Same Star
14.ROCK STEADY
15.FUNKY TOWN
16.No
17.Say the word
18.White Light
19.Hide & Seek
20.Queen of Hip-Pop
21.Sexy Girl
22.WANT ME,WANT ME
23.Top Secret
24.BLACK DIAMOND
25.WHAT A FEELING

-encore-
26.Wo Wa
27.CAN’T SLEEP, CAN’T EAT, I’M SICK
28.Baby Don’t Cry


怒涛の28曲！！！！
MC一切なし！！！
あ～ちゃんやアンジェラさんには信じられんであろう、ストイックでシャイな女。（笑）かっけぇ。

感想は後ほど。。。。


…ということで、のっちです。いや、のちです。後です。。。（寒）

幕張メッセイベントホール、とっても綺麗でこじんまりしてて気に入りました。
というか、2階最後列だと思って期待しないで行ったら、なんか勘違いしていたみたいで、すごい良席！！
ステージに向かって右側のスタンド、前から7列目。
その真ん中辺のブロックで、なんと関係者席のすぐ後ろでした！
そして、始まる前にざわざわっとして、みんながこっちを見てるので、？？？
と思ったら、4列前になんと黒木メイサ がいました。
おおお～ＶＩＰ席（笑）
関係者席はみな座りっぱなので、視界も良好で。
いや～ありがとう、ファンクラブ。

今回のライブについて、率直な感想としては、
私の中では前回のＰＬＡＹツアーのインパクトと完成度は超えられないけど、
設定はとても楽しく、可愛らしく、「夢？現実？」の素敵なファンタジーの世界に、可愛らしい少女がいざなってくれました。
そこの部分をもっと極めてもいいんじゃないのかなあって感じがしました。
だって、5曲目の「ＮＥＷ　ＬＯＯＫ」のパフォーマンスがあまりに素晴らしかったから！！！！！
そのほかは、黒を基調とした衣装が多すぎて、あまりに地味すぎる！
もったいない！
いつも同じような衣装が多いから、もう少し派手寄りに冒険して欲しい。
ロックステディや、ワラフィーリン、セクシーガールなんかは、もっとカラフルな衣装でやったほうが、絶対栄えると思うのになー。

今回のツアーは、セットがすごく豪華で、左右のスクリーンのほか、ステージにおっきい電光スクリーンがどかんとありまして、映像もいろいろ楽しめました。
どセクシーなヴィダルや、do me moreの、ピンクでゴシックな世界観です。
スクリーンで、ドゥミモＰＶの外人の少女が、不思議なフィクションの世界に飛び込んでいくというコンセプトで始まり、合間合間にその少女の映像と絡めて曲を繋げていきます。
予想通りの一曲目、ドゥミモでは、女王椅子に座り、マド様のように登場。
これはオープニングに相応しい、いい曲だよなあ。大好き。
安室さんは女でありながら、ファンも圧倒的に女子（しかも若い）が多く、歓声は「キャー！！！」です。それにしても、アムラー旋風から干支が一回りしたというのに、いまだ時代をリードする若い女の子に支持され続けてるんだから、尋常じゃない。

4曲目のｓｏ　ｃｒａｚｙは、かなりのアレンジがしてありました。
私はこの曲大好きなんだけど、「裏過ぎるあ～ちゃん」じゃないけど、バックの音やメロが凄い好きで、主旋律よりもウラの音ばっかり耳で追ってしまう曲なので、ちょっと肩透かしでした（笑）
とはいえ、去年・一昨年とライブでやっていないので、一度も見たことがなくて嬉しかったです。
アレンジもかっこよかったし。

今回のライブに関して、ステージに向かって左側スタンドと右側スタンド。
どちらが勝ち組かというと、右側スタンドのステージ寄りで間違いないです！！！！
なぜか？
５曲目のＮＥＷ　ＬＯＯＫで萌え殺されるからです。（笑）
これはヤバイ。
左右に、カーテンで囲まれた小さなステージがあるのですが、右側のカーテンが開くと…
大きなハイヒールの中からナミエと女ダンサー４人が可愛らしい衣装で登場！！
きゃああああああああ！！！！カワイイーカワイーカワイイーカワイイ～～～！！！！ の絶叫。
笑っちゃうぐらいの絶叫。
これはカワイイ。やばい。まさにヴィダルの６０ｓＣＭの世界観の極み。
女子は悶絶ですね～。
そして終始右側スタンドに向かって５人がキュートなパフォーマンスを見せ付けて、ハイヒールの中で歌ったり踊ったり、ヒールのトンネルをくぐったりするのです。
右側スタンド絶叫。（笑）
これを見れただけでも、ライブを見に来た価値があるってぐらい、最高の演出でした。
（ちなみに左側のパフォは、１３曲目のＷＯＴＳＳで、ただ三日月で座ってるだけですｗ）

８曲目のシャインでは、なみえさん、ぜんぜんコブシが歌えてなかったです。
声が出ないのかな？ここで初めて、「もしかして今日具合悪いのかな？」と思いました。汗の量も凄かった。

フルムーンや、ラボトミ、オールアバウトユー、トプシクなど、結構去年のツアーとダブる曲も多く、個人的にここら辺は違う曲にして欲しかった。
でも、トプシクの、去年会場がどよめいた時計チクタクダンスは、ＤＶＤで全然映ってなかったので、今回は花道のせり出しステージでリベンジしてくれて、良かったです。

途中のでっかいミラーボールタワーはかなりアガりました。
ロックステディは、もっと違う衣装が良かったな。

そして、１７曲目、say the word。
これ、ダンスなしで花道に出てきて歌ったんだけど、なんか、ベビドンのような雰囲気をかもし出していて、ちょっと感動しました。
なんか泣けました。
サビを皆に歌わせて、なみえも笑顔で。
改めて、彼女自身が書いたこの歌詞を噛み締めたり、なみえ復活のきっかけのような、決意のような、揺ぎ無い意思を感じたりして。
ＭＣがなくても、こういうパフォーマンスで、彼女の声が聞こえくるようでした。
会場が一体となっていて、ああ、気持ちが繋がってるんだなあと思った。
言葉がなくても、ちゃんと気持ちが届いてるの。
それが、シャイでトークが苦手ななみえさんのやり方なんだなと。
“この場所から、未来へ～”
と歌って、暗転した時、手を振ってるなみえが微かに見えました。
感動しました。


２０曲目。まさか、ＱＯＨＰをやるとは！
これも、彼女の強い意思が現れていて、間違いないです。
まさにＨＩＰ　ＰＯＰの女王！！！

個人的にめっちゃかっこよかったのが、ダブル姉さんとのコラボ曲、ＢＬＡＣＫ　ＤＩＡＭＯＮＤ。
これ、ダンスが全く新しいものだったんだけど、すげえかっこよかった。
これは是非とももう一回見たい！！！
いや～あと２回分チケット取っといて良かった。

そんでワラフィーリン。大好き。
これも欲を言えばＰＶのような赤いドレスで見たかった。

と、ここまでなみえさん、一言も喋らないまま本編終了。（笑）

アンコール、ウーワでダンサー紹介。
ユースケ～ラブ。
ユースケのいやらしい顔が大好き（笑）
今回もナミエとの絡みがいやらしくてよかったです。
あのユースケの、舐め回すような、獲物を狙うような表情がサイコウに好き。

ラストはベビドン。
毎度のことながら、はげまされる、ＨＡＰＰＹになる、こころがあったかくなるイイ曲です。

今日はありがとうございました。
また遊びに来てねー！

これが、なみえさんからの唯一の言葉でした。

そして、スクリーンで少女が、フィクションの旅の終わりを告げました。

全２８曲。ＭＣを挟むことなく、最後まで踊り続けたアスリートアーティスト、安室奈美恵。


また行くよ、なみえ。
素敵なファンタジーをありがとう。

【Jブロック2階7列18番】