シン・シティ

2005年10月1日 映画
見てきました。
タラがらみのロドリゲスと聞いたら見ないわけにはいかない〜ということで、ファーストデイなので念のため前日にチケットをゲットして、見ました。
いや〜おもろかった!
やや長くて、モノクロのためにちょっと眠くなったときもあったけど、それでも面白かった。
も〜すごい。斬新。まじで、コミックを見ているようなのよ。
白と黒のコントラストが、すごいきれいで、マンガみたいで、なんかおかしくて、まじすげぇ〜。すてき。詩的だし。

映像の感じとか、やっぱしいろんなとこでタランティーノを思い出させる部分が沢山あったように感じた。まあ私がタラ好きだからかもしんないけど。
運転モノクロ映像は、キルビルのUmaとか、パルプのブルースウィリスとか。ジャッキーもか。
便器に頭を突っ込むとこは、絶対エルドライバー!
それから、耳を吹っ飛ばされるところは、レザボアのマドセン!
マドセンがらみのシーンだし。
MIHOなんて、着物風の衣装に日本刀振り回して、キルビルを思い出さない方が無理ってなものよ。
よかったな〜デヴォン青木!
三つの話から構成されてるのも、パルプみたいだし。
あ、でもブルースウィリスは、パルプというより、私は「アンブレイカブル」を思い出してました。
あれもスーパーヒーローだもの。女の子を救うのとか。
アメコミ繋がりもあるし。
あと、ばっさばっさと切り刻んで腕が転がったり、足がとんだりするのは、キルビルやらさらにその元ネタの子連れ狼とか。
雰囲気や、犯罪や嘘や娼婦達の街ってとこは、CHICAGO的でもあるなあと思った。

まあそんな楽しみもありつつ、個人的に一番グッと来た話は、やはりミッキーロークの、マーヴとゴールディの話。
なんか、泣けちゃいましたよ。。。美女と野獣じゃないけど、不死身で頑丈で化け物のような大男が、美しい娼婦に恋をしている姿が、なんとも切なくて、なんか可愛らしくて。
モノクロに映える赤も美しくて、ロマンチックで一番良かった。

それから、ジェシカアルバが可愛かった。
惚れました。ラテン系の肌の色はやはり素晴らしいです。

しかし何と言っても最高だったのが、イライジャウッドのケヴィンでしょう!
笑ったよ〜魔太郎じゃん!!!(笑)
メガネが真っ白なの〜。恨みはらさで〜とか言い出すんじゃないかと。もー、まさにマンガ。
魔太郎のこと、知ってるのかしら?
いやいや、イライジャくんはその端正なお顔立ちから、蝋人形風な雰囲気もありますけども、そこが逆に妙にハマってて、全然喋らないオタク優等生くんが、じつは恐ろしい変態殺人鬼って感じがして、不気味で怖いんだけど、なんか笑えるの。最高でした。

いやいや、やっぱりオタクウケというか、好きな人は好きだよね〜って感じの映画でした。
面白い。
原作を知らないくせに、わぁ〜似てそう!とか思うの。
マンガが思い浮かぶ。原作のマンガ読んでみたーい。

とにかく、静かで、クールで、美しくて、カッコイイ映画でした。
(※バイオレンスが苦手な人は無理です、たぶん)

コメント

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索