イノセンス

2005年7月18日 映画
深夜に日本映画専門チャンネルでやっていたので見ました。
初めの方結構面白くなりそうだったんだけど、
途中からすごい眠くなり、30分寝ました。(笑)
何の知識もなく、とくにアニメ好きというわけでもなく、音楽も苦手で、うわー、だめだ〜とか思ったけど。
意味もよく分かんなかったけど。(セリフが聞きとれないし!)
でも、おおまかにストーリーをとらえると、テーマとしては決して嫌いな感じではなかった。
むしろもっと理解したら、好きだと思う。

「イノセンス」なものへの憧れがあるから。
そして人とか、ロボットとか、感情とか、不完全さとか、
よく言われるテーマだけれども、命あるものの愛はやっぱり好きだよ。
個人的に印象に残ったのは、犬の細かな描写。(笑)
ご飯をあげるときに、耳をちゃんと出してあげるところと、
容器を押すほどの勢いで食べるところ、細かいなあと思った。
ここで愛を感じちゃって、冷たい映画でないことを悟った。
それから、ちょっとはっきり憶えてないのだけど、動物のイノセンスと、人の対比のくだり。
人が人になってしまってからは、二度とイノセンスを取り戻すことは不可能みたいなニュアンス。
私は昔から、ピュアなもの、純粋なものへの憧れが強くて。
特に思春期なんかは、自分の汚い部分や、ねじれた感情なんかへの嫌悪感から、その逆のもの、本能のまま、感情のまま生きている、「子供と動物」への憧れがすごかった。
そのピュアさを崇拝?すらしていた。
しかしながら、それは同時に残酷さも併せ持っているわけで。
この映画ではそんなところも語られていた気がします。
子供は人形で子育ての練習をしているわけではない、みたいなことを言ってたような。
最後の、子供へのおみやげの、人形の目。何を語る?

とにかくそんなわけで、視覚・聴覚で苦手な部分はあったものの、理解できなかった部分を知りたくなるような、テーマとしての面白さはありました。内容を、もう少し深く味わってみたい。
こんないい加減な見方をしたのに、結構要所要所で引っかかった
し。
でも、哲学は好きだけど、セリフは少々くどいな。(笑)

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