今日は銀行にも行きたいしファーストデーだし、有休を取ってオープンウォーターを見ました。
こんなに救いのない映画だと思わなかったので、なんか気の毒で泣いてしまったよ。
生々しいというか、リアルで、悲しかった。
とにかく見ていて、自分も波に揺られている感覚がすごくするの。海は大好きだから、あの感覚が蘇ってきて。
シュノーケリングとかしていて、軽く波酔いしてくる感じと、
体が冷えてくる感じ。
そんでもって、彼ら二人の会話がリアルで、だんだん心理状態が変化していくところとか、かなり興味深かった。
そういう意味で感情移入。
この映画は心理映画だな。

こういうところで人間性・性格って出るのよねえー。
不安がる女を支える男、互いの愛、発狂する男とうんざりする女、次第に相手を責め出す心理、今度は傷を負った男を励ます女、愛する彼を手放し、そして最後は、自らを...。
ここまでに至る精神・肉体の疲労とは一体どれほどのものなのか。
360度何もない海上で、朝からやがて日没を迎え、そして光の一切ない夜を過ごし、また日の出を迎えるって、たとえサメがいなかったとしても気が狂いそうってか、精神が耐えられない。
雪山で遭難の方がまだいいなあと思った。
これは恐ろしい。
ってか悲惨。
すんごいやるせない。
全て実話なのかな?

ひとつ思ったのは、最後のお腹からカメラが出てくる場面は、
もうちょっとサクサク進めたほうがいいと思う。
絶対、フィンか手とかが出てくるんだろうなーとか思っちゃって、読めちゃったから。

それにしても、地味ながらリアルで悲しい映画だったなー。
ああ、ひどい〜。ムカツク〜。

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