メメント再び

2005年6月10日 映画
ずっと前に見て面白かったメメントを、また借りてみました。
理解できなかった部分もあったし、前に見た時はビデオだったので、是非DVDで、時系列再生で見たいと思っていて。
私は、結局は自分が生きていく糧として、次々に妻を殺した犯人を作り上げて復讐するということを繰り返す悲しい男
という結論で見ていたのだけど、この映画を薦めてくれた美容師に「あれ、犯人は自分なんだよ?!」と言われて、
ちょっと納得いかなかったので、そこんとこ確認したかった。
ところがどっこい!
時系列再生で見れば全てがクリアになると思っていたのに、
かえって謎が増してしまったという驚きの結果に!
結局のところ、全ては明らかになっていなくて、見ている者にゆだねられると言うことか?!
これは、リピーター続出というのも、今まで以上に納得!
つまり、まさに、「観れば観るほど謎が増す」という映画で、
しかも時系列に並べて見てみればわかるけど、これはただ物語を分割して後ろから並べたというわけではなく、後ろから並べたように見せている、巧妙に練られた正しい配置の映画だということがわかります。(時系列再生すると、後ろに行くにつれ説明臭くなっていく)
すげー。実は思った以上に奥が深くて、脚本が絶妙だなあと思った。周りの人物に関しても、謎が残るし。
まだまだ見るたびに新しい発見がある気がします。
(もう一回見たい・笑)

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