メメント

2004年10月23日 映画
を見ました。
頭が混乱しました。
これは是非とも時間軸に沿った再生で見たいです。
DVDレンタルしたら付いてくるのかなあ?
おお!おお!って、所々感動する。
繋がる感じはほんと面白い。
規則正しく遡っていくので、思ったより分かりやすいし。

なーんて思ってたら、見終わったら、よくわかんなくて、
あれ?結局よく分かってない?わたし。。。
なんて。
お風呂に入りながら頭を整理した。
謎が残った。
もう一回見たい。逆再生でも見たい。

でもここまでの遡り再生は、この主人公の設定故に成り立つものですね。同じような作品はもうお腹いっぱいかも。。と思う。

しかしオープニングは凄くいい!これは素晴らしい。
白くなっていくポラロイドに、
おお、これはもしや。。。?!と感動した。
この逆再生で始まるオープニングはめっちゃいいと思う。
これからめちゃめちゃ面白いものが始まる感じにわくわくする。
後は規則正しすぎて若干飽きてくるんだけど。
でも、この主人公設定故仕方なし。(再三)

さて、こういった繋がる感じの面白さは、
レザボアドッグスやパルプフィクション、キルビル、ジャッキーブラウン(タラばっか)なんかで経験済みなわけですが、
それより遙か以前に衝撃を受けておりまして。
それが何かと申しますと。

小学生の時に見た
「ドラえもん」。
藤子F不二雄先生というのは本当に才能溢れる方だと思うのですが、
子ども向け漫画でありながら、時々大人でも楽しめるぐらい高度なストーリーを盛り込んだりするんです。
私が幼心に最もどきどきして、頭を使って、
考えて考えて、おもしろい!!!と感動した話は、
ドラえもんがいっぱいの話。
のび太の宿題をやるハメになったドラえもんが、
一人では大変だから、未来のドラえもんを沢山連れてきて
みんなで宿題をやる話。
この話は秀逸!
このストーリー展開はかなり先を行ってるでしょう。
SFが好きな先生のこと、きっとなにかの作品に影響を受けて
書いたのでしょうけど、これを読んだ衝撃は凄かったなあ。
幼心に、強烈に焼き付いた。

それから、うろ覚えだけど、火事の原因を探る話。
歩きながらガムを噛む→投げ捨てる→靴の裏に付く→
煙草を吸う→投げ捨てる→靴に付いたガムに付く→
玄関の前で煙草が落ちる→風で飛ぶ→古新聞に燃え移る

というもの。これは漫画ではなく、TVで見た記憶だけど、
怖くなったのを憶えてる。

F先生はSF好きで、テーマにSF=すこし(S)ふしぎ(F)というのを持っているみたいなことを言っていたけど、
まさに、SFまでいかない、すこしふしぎな、面白いストーリーを書く天才だと思います。
エスパー魔美なんかも、内容が濃くて、大人でも楽しめる漫画だし。いい話描くんだよなあ。

メメントを見て、ドラえもんを読みたくなったって、
なんじゃそりゃ。(笑)

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